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2022/01/16

Raspberry Piで作るアルコールチェッカー④

 アルコールチェッカー、というよりはアルコール成分の有無検出器といったレベルのものができたのだが、もう少し追求してみる。

MQ-3Bのデータシートを頑張って読み解いて、測定電圧をアルコール濃度に変換しなければならない。こちらは残念ながら、比較対象となる正確なアルコール気体がないので、ただ自分が満足するレベルを追い求める世界。一応、世の中にはエタノール蒸気の濃度が保障された気体が販売されているようだが、趣味で手が出る金額ではなかった。

ちなみに自分でアルコール濃度を出力するプログラムを作り、自身の酒酔いの呼気を吹きかけてみた数字から概算すると、60~70ppmとなる。酒気帯びのサイトを調べると、これはそもそも死んでいる値ではなかろうか?センサー(MQ-3)を使ってラズパイからアルコールを計測してみたのサイト上だと0.6ppmとなり、これはまあそんなかんじかなという値である。

しかし、上記サイトはMQ-3のモジュール化キットのデータシートであり、今回使っているMQ-3Bというセンサ単体と同じにしてよいのかという疑問があるし、元のセンサのデータシートがなぜこんば記載になっているのかという話もある。きちんと英語を読めばわかるかもしれない。

調査を進めるうち、分かったのは、ppmとmg/lの単位変換は、測定対象の分子(量)により異なるということ。さらに、測定時点の温度、湿度、気圧も変換式のパラメータに入ってくる。きちんと変換式を通してみたら、それらしき値になった。

ラズパイには気圧計をつけていないので、気圧は1013hPaで固定でよいとしても、温湿度は手元にセンサがあるので合体させてみようか。

もう一点気になるのが、アルコールなしの状態の電圧V0が安定しないことだ。長時間測定していると、数百秒単位でトレンドが変化していくので、どれがV0だかわからない。これも温湿度の影響か?


どちらのグラフも、線が突出しているのはアルコール呼気を吹きかけてみた瞬間。

MQ-3Bのデータシートをみると、このセンサは使っていなかった期間によって初期エージングの必要期間がだいぶ変わる。1週間単位でつけっぱなしにしたので、エージングとしては問題ないと思うが。。例えば朝方に急に電圧が下がっていたりして、なんとも気持ち悪い。正確なV0がわからないと、アルコール濃度の絶対値もわからない。短時間で使う相対値チェッカーとしては使えるのだけども。

というわけで、温湿度を合わせて取ることにした。もしかするとVrefの安定化も必要かも。V0が安定しない原因は調査中だが、ADコンバータのVrefもそもそもブレているかもしれないと思い、Vrefとしてラズパイ出力の3.3V系を採用してみたが、結果に変化はなかった。

【 中級コース : RaspberryPi を改造してみましょう。 】

このサイトによると、ラズパイの3.3V系はすでにスイッチングレギュレーターが入っている。ノイズは入るが、平均値は正確そうである。逆に、ラズパイの5V系はACアダプタの性能がそのままでそうな構成。

うーん、5V電源を1回昇圧して、シャントレギュレータで5Vに落としてやれば安定なVrefやV0が得られるんだろうか。アルコール検知器にそこまでやってもしょうがないか?将来的にラズピコで動かすときは、正確性より省電力が重要になるだろうしな。

と、ここで問題発生。DHT11の実行結果でたまに温度湿度が0になるときがある。

DHT側のモジュールの中身を少しいじってエラーコードを詳細に吐き出すと、ERR_MISSINGDATA とERR_CRCという種別のエラーコードがぱらぱらでていた。

エラーコードが2種類混じるということは話がややこしいが、SPI通信とGPIO操作を同時に行うことがよくないのだろうか?

コードをさらに追いかけてみたが、自分の技術力では残念ながらそれ以上の原因がわからない。ちなみに前に作成した元の温湿度計測プログラムも、ログをよくよく見ると、データが取れていない瞬間がポロポロあった。

これ以上追いかけるのはやめることにした。GPIOのデータ転送を深堀しないとダメそう。測定値がゼロになってしまう頻度は低いので、前値保持にしてしまえば、実用上はそこまで問題にはならなそうである。

アルコールチェッカーの作成はここでおしまい。(ひとまず)


Raspberry Piで作るアルコールチェッカー③

 前回に引き続き、VddとVrefに3.3Vを入力した構成であれば、ラズパイへのデジタル出力までできるようになった。アルコールセンサは最大5V出力なので、Vrefをどう5V化するかが課題。

もともと考えていた分圧を成功させたい。

まず、Vdd=Vref=3.3Vのままでch0に5Vの電圧をつっこむと、ADコンバータがどんどん熱くなっていった。原理は不明だがこれは危険。前回最後にラズパイが強制再起動したのもこれが原因だろう。

その後、無事分圧に成功。Vdd=Vref=5.0Vとしつつ、Doutは出力電圧を3.3Vに減じ、アナログ電圧5Vまでをデジタル信号へ返還することができた。やはり、コーディングと同じで、配線はいきなり全部を組むのではなく、小規模から実験的に進めることが大事だと感じた。

分圧案がうまくいかなかったのは、元の配線案はVddを分圧して入れていたが、本来Doを分圧すべきだったということ。配線誤りというか、設計誤り。

そして、アルコールセンサとラズパイの接続に成功!酒臭い息を吹きかけると検出電圧が上がった(笑)

最終的な配線図は以下のようなイメージである。





Raspberry Piで作るアルコールチェッカー②

実装編。 

秋葉原で不足パーツを買ってきて、まずははんだづけの練習。
そして本番。MQ-3Bセンサを変換基盤へはんだづけ。2ピン目からこつをつかんでうまくできた。

そしてMCP3208をアダプタを介してブレッドボードにさそうとしたが、なんとささらない。というか、刺さってもブレッドボードのバネの力で押し戻される。結局MCP3208をブレッドボードに直差しにすることにしたが、アダプタとの分離が非常につらかった。アダプタは、上のチップを頻繁に差し替える場合などに有効なのだろうが、ブレッドボードというよりはユニバーサル基板で使用するのかな。

こういうことは各サイトに書いていないので、失敗して覚えるしかないが、一方で買うまえにどう見分ければよいのやら。

今回は今までで一番手づまりが発生した。

まず、回路をくみ上げてみてから電源投入の前に+とーのラインの抵抗をはかると、40Ωと低い。どこかショートしているのか?と思って調べたが、結局のところアルコールセンサのヒータ抵抗が出ているだけだった。しかし、データシートの抵抗値よりはかなり高い理由が、よくわからなかった。

次に、抵抗2個を使って5Vを3.3Vと1.7Vに分圧したつもりだが、0.8Vと4V超に分圧されている。買った抵抗は間違っていないはずだが。。どこで誤差が生じているのか、これも謎。Doutから、GPIOの耐力以上の電圧が出てラズパイが壊れても怖いので、Vddには5Vではなく、3.3Vを入れるよう暫定的に変更。これにより、アルコールセンサの上限値までは測定できなくなる。

次に、サンプルプログラムで0出力されてしまう。アルコールセンサを完全分離し、MCP3208のch0に3.3Vを入れてみるが反応なし。ということは、まずいのはMCP3208の配線か、プログラムということになる。

→結局配線ミスだった。SPI通信で使用するCLKとMISOの接続が互い違いになっていた。プログラムのデバックは慣れているんだが、物理配線のデバッグに相当する作業はどうやれば効率よくできるんだろうか。

また、配線を入れ替えている最中にラズパイ強制再起動発生。そしてMCP3208の表面がかなり熱くなっていた。きっと、まずいところをショートしてしまって、発熱してしまったんだろう。危ない危ない。


Raspberry Piで作るアルコールチェッカー①

 少し寄り道して、アルコールセンサを使ってみようと思う。

秋月のページでアルコールセンサ単体MQ-3Bを衝動買いしたが、モジュール化されたものを使っている参考サイトセンサー(MQ-3)を使ってラズパイからアルコールを計測してみたとは違い単体のセンサである。よって、試行錯誤が予想される。

早速つまづく。MQ-3Bのピンはブレッドボードに刺さらなかった。

MQガスセンサ用ピッチ変換キットが必要だった。さらにいうとMQ-3Bのデータシートから、4.7kΩの抵抗も必要だった。買いなおし。。きちんとデータシートを読んだり、設計作業をしないで行き当たりばったりだとこうなってしまう。

センサで検知した値はアナログ電圧というかたちで出力されるので、それをラズパイに取り込むにはADコンバータが必要。ADコンバータは参考サイトにあるMCP3208のまま使えるか不明だが、このままいってみよう。

余談だが、秋月電子のサイトにMCP3208は2種類売っている。調べたところ、下記のような違いだった。これも間違えると実装できないので注意。

  • MCP3208-CI/P・・・PDIP(Plastic Dual In-line Package)。プラスチック筐体。ムカデのような形で、ブレッドボードやユニバーサル基板ではこちらを選択。
  • MCP3208T-BI/SL・・・SMT(Surface Mount Technology:表面実装)。

他にもデータシートを見ると、温湿度により出力電圧が変わったり、長期間通電していないと長時間のエージングが必要だったり、なかなか扱いが難しそう。まあ、ホビーユースだから絶対値はいいかげんでもいいか。

もっと予習を進めると、

  • ADコンバータMCP3208のDout出力(ラズパイに対してデジタル信号を出力する端子)はVdd入力(MCP3208を駆動する電源入力)と同じ電圧
  • ラズパイのGPIO入力端子は最大3.3Vまで対応
  • MCP3208は0V~Vref端子電圧までをはかれる(厳密には0Vではなさそうだが)
  • Vref電圧の精度がとても重要。Vref端子に与える電圧がブレると、測定結果もブレる
  • MQ-3Bは最大5V出力

ということがわかる。特に1番目と2番目と5番目をあわせると、そのままではうまくいかないように見える。つまり、MQ-3Bの5V出力アナログ電圧を測定するには、MCP3208のVrefを5Vにしなければいけない。そのためにはVddを5Vにしなければいけない。すると、Doutが5Vになってしまう。すると、ラズパイの入力制限電圧を超えてしまう。

もう少し調べると、分圧するという手法があるようだ。つまりMCP3208からのデジタル信号が5V出力であっても、ラズパイのGPIOに入れるときには3.3Vになるように分圧する。

参考にしたサイト
Raspberry PiでADコンバータ(MCP3208)を使う
ラズパイでアナログ電圧を扱う (3) 使用するパーツ
ラズパイでアナログ電圧を扱う (2) MCP3208②

これらのサイトを見ると、12ビットADコンバータの分解能を生かすにはVrefを安定化させる仕組みをきちんと作らないといけないことがわかるが、今回は気にしないこととする。

この文書も抵抗の具体値など参考になった。
A-Dコンバータとアナログ入力の インターフェース

次回、実装。


2022/01/15

Raspberry PiのSPI通信による7セグメントLED制御

 お次はこれ。

青色7セグメントLEDシリアルドライバモジュール 完成品
データシート

7セグLEDをシリアル通信(SPI通信)で点灯してみたい。

Raspberry Piで秋月の7セグLEDシリアルドライバを使用する

このページを参考にした。5V接続。

サンプルコードコピペしただけでいとも簡単に動いた。しかも表示がラッチされる(プログラムを終了しても点灯状態が維持される)。素晴らしい。そしてモジュールってすごい楽。しかし楽な反面、SPI通信の仕組みについてはあまり勉強にならなかった。

Raspberry Pi GPIOを使用したSPI通信(温度センサ)

SPI通信の標準モード接続はこれ。ここによると、ラズパイのピン数だと2スレーブまでしか制御できないことになる。しかし、デイジーチェーン接続を使うと、より多くのデバイスを接続できる。

SPIデバイスのデイジーチェーン接続

と思いきや、このデイジーチェーン接続は、ところてんの様に各スレーブ間でデータが押し出されていく形式。つまり、各スレーブを完全に独自に制御できるわけではないということ。各スレーブから順々にデータを取り出していくことや、順々にデータを渡していく方式に使えそう。それ以外の複数デバイス制御には、任意のアドレスを指定できるためSPI通信ではなくI2C通信のほうが適していそうだ。

ちなみにこれ、表示がラッチされるが、GPIO1ピン16mAの電流制限はよいのだろうか。データシート上は45mAとなっているが。。と、いうことは、ナマの7セグモジュールをつなげてはだめで、電流制限抵抗が必要だったかもしれない。あるいはGPIOとは別の5V電源を用意するか。ラズパイはUSBから電流を供給されているのだから、GPIOピンの制限によらない電流供給も可能なように見えるが。それが1番ピンのことなのだろうか?

Raspberry PiのGPIOピンの電気的仕様

ここによると、3.3Vと5Vのピンは大きな電流を供給可能なようだ。よかった。

Raspberry Piをリモートデスクトップ(VNC)で操作する

 VNCの導入。これまではPCとラズパイのディスプレイを共用していた。PCで参照サイトをみて、ディスプレイの入出力を切り替えてラズパイ上でコーディング。これは非常に効率が悪い。一方でラズパイ上でブラウザを開くと、とても重い。。

というわけでリモートデスクトップ機能を導入した。

VNCでRaspberry Piにリモートデスクトップ接続 (Windows/Mac/Linux対応)

何も詰まらずすんなり成功。これでPC上からラズパイの画面を見られるので、効率が格段に上がった。もっと早くやればよかった。

Raspberry PiでSDカード・NASへのファイル入出力のテスト

 次はラズパイでファイル入出力に挑戦。SDカード内へのファイル入出力。

これは多少試行錯誤があったが成功。途中で、Thonnyにスペースとタブの使い方が悪い的な怒られ方をしたが、結局原因わからず迂回。Pythonはインデントで文章構造を理解しているようだが、これが裏目に出てしまうことがあるようだ。スペースもタブも改行も確認したが。。

次はLAN上にあるネットワークHDDへのアクセス。

PythonでWindows共有フォルダへアクセスを参考にした。

pipコマンドとaptコマンドの違いがようわからないが、言われた通りpipを実行。pysmbをインストールして最小構成コードを実行したが、動かない。import文のsmb.smbconnetionのsmbというモジュールが存在しないと怒られる。どのサイトを見ても最小構成コードは同じで、悩ましい。

pipではなく、ラズビアンのほうにsambaをインストールしてみたが、結果は同じ。このエラーの解消には結構労力をかけた。

Pip listコマンドをみてみると、smbパッケージが表示されない。もう1回pysmbインストールを行ってみると、python2のフォルダっぽいパスが表示される。これまで見たサイトで、python3とpython2の互換性がなさそうな表現があったので、確認すると、ラズパイにはpython2と3が両方入っていた。

Python3とPython2共存環境で3にpipでパッケージインストールする方法

このサイトに従い、python3のほうにpysmbパッケージをインストールしてみると・・・最小構成でエラーは出なくなった!pythonのどのバージョンを使っているのか、意識することを学んだ。Pip listコマンドでは相変わらずsmbが表示されないが。。

で、次。
「Unable to connect to shared device」の表示。ここからはsambaプロトコルとの闘いか?→大きな苦労をせずにネットワークHDDにテキストファイルを保存できた!これで、途中で電源が切れてもファイルは残せる。(OSはクラッシュするかもしれないが。。)

Raspberry Piによる温湿度センサ(DHT11)のテスト

次は何かセンサを試してみたいということで、温湿度センサを接続した。

今回買ったのはDHT11温湿度センサモジュールで、センサ単体ではない。モジュール化された温湿度センサとのこと。しかし、秋月電子のページにはセンサ単体のデータシートしかない。センサ単体は4本のピンが出ているが、モジュールからは3本のピンしか出ていない。

http://akizukidenshi.com/download/ds/aosong/DHT11_20180119.pdf

このサイトRaspberry PiとDHT11で温度・湿度を測るを参考に、適当に接続してみる。自分が買ったモジュールとこのサイトのモジュールは同じ製品ではないが、ピンの数は同じなので同じやり方で行けそう。抵抗はモジュールにすでに入っているようなので、ブレッドボード上は配線せず。

7セグチカと違ってセンサはデジタル通信をしているので、上記サイトによると別途ライブラリのインストールやらが必要なようだ。

apt-get コマンドを実行したところ、既に最新版が入っていると出た。サンプルスクリプトを実行したら、驚くほど簡単に終了。gitをはじめとしたこの開発のエコシステムはすごいと実感。

この後、得られた温湿度データを7セグLEDに表示させたかったが、前段で作った7セグチカプログラムはLED表示を1数字ごとに関数化していたので、そのままでは処理が面倒くさいので(その割に得られるものは少ない)、一工夫が必要。

7セグチカプログラムをモジュール化した。文字列処理、モジュール化後のインポートなどに手間取りつつも、温度を7セグに表示させることに成功!

Raspberry Piによる7セグメントLED点滅②

ブレッドボード上にいざ配線(実装)。

実装後、思ったこと。
  • 配線図通りに実装できない
  • 買った抵抗が大きすぎた(配線図上で抵抗の大きさを考慮できていなかった)
  • 抵抗が小さかったとしても、抵抗の近傍の配線は難しく、実装スペースを考慮できていなかった
  • 配線図で使っていたブレッドボードより、購入したブレッドボードのサイズが小さかった
  • コードが柔らかい撚線タイプでよかった。硬線タイプだったら破綻してたかも
というわけで初めのうちは余裕のある配線図が必要。四苦八苦しながら、なんとか配線した。そしてラズパイの電源ON。緊張の電源投入。

立ち上げ直後から7セグには「3.」の表示。まだ何もプログラムしていないのになぜ・・・?まあ配線間違いとかで燃えなくてよかった。7セグLEDの4pinと2pinが光っていないようだが。配線はされている。
まずドットの部分の表示、GPIO12をプログラムで制御してみよう。

参考サイトはこれ
ところが思ったようにうまくいかず・・
以下のような点がうまくいっていない
  • ラズパイをシャットダウンしてもセグメントA,B,C,D,G,DPは淡く光る
  • GPIO16を制御しても何もつかない
  • GPIO26を制御するとBが光り、Cが弱く光る
  • 上に書いたように、ラズパイ起動時にぼやっと光っていた
  • それ以外は正常(に見える)
あと、全部光らせた状態で何A流れてるかも測りたい。

テスターでの電圧測定なども交えて色々調査したところ、抵抗の足どうしが接触(ショート)していたことが判明。これで一部が解消した。
さらなる調査。
各箇所にテスターを当てていくと、GPIO端子をlowにしていてもGPIO端子に0.8Vほど電圧がかかっている。プログラムのほうもいじってみた結果、GPIOを1回exportすると暗いLED表示は解消されることが分かった。前回のGPIO設定が残っているのか、あるいはGPIO OUTではなくGPIO INがデフォルトだったのかもしれない。(1部のGPIOだけそうなのは不思議だが)

その後、Pythonのプログラム上からも無事7セグチカに成功。プログラムの参考は下記。
プログラムを使って分かったのは、GPIOをcleanupしてもやはり前回の設定が残っていそうだということ。このあたりはもう少し実験してみたいが、ほかの興味が先行するので後回し。

7セグチカが成功したので、次は温湿度モジュールか、7セグのI2C通信による表示かな。


2022/01/13

Raspberry Piによる7セグメントLED点滅①

 ラズパイを買ってまずすることといえば、Lチカである。多くのサイトにそう書いてある。Lチカとは、ラズパイ上で書いたプログラムからLEDをチカチカさせること。確かに、普通のパソコンを買ったときにはできないし、ディスプレイへの表示以外のデバイスへの反応を見ることができるとワクワクするのだろう。

しかし、ただ1つのLEDを光らせるだけでは物足りないので、7セグメントLED(7セグ)を衝動買い。しかも複数桁表示のもの。

小型3桁緑色7セグメントLED表示器 7mm高 アノードコモン 2381BG

あまり調べずに買ってしまった。これが良くなかった。1桁の数字は7セグメントでできていて、それが3桁。+3ドットで計24個光らせたい部位があるが、ピンは12本。足りなくないか?中で回路が入っていて高度に制御されているのだろうか?また、ラズパイのGPIOには流せる電流の制限値があり、たくさん光らせるとこの制限に引っ掛かかるのではないか?

というわけできちんと調べた。
データシートの回路図によると、どの桁に表示をするか選択をしたうえで、ある1桁の数字を表示するということらしい。複数桁を同時に光らせる場合は、すべて同じ数字にしかならない。それ何の意味があるのか・・?と思ったが、とりあえず、時間差をつけて各桁を光らせれば、3桁の表示として使えそうだ。。そうすると最大電流の問題もクリアされる。

ちなみに、後から分かったことだが、この手の7セグLEDは超高速で各桁を1桁ずつ表示することで、結果全桁が表示されているように見えるらしい。
Raspberry Pi Picoで4桁7セグLEDをダイナミック表示のやり方が参考になる。どのみちこうなると抵抗以外にトランジスタも必要。そのうち試してみる予定。

抵抗の選定はRaspberry Piで7セグメントLEDを簡単に点灯させよう (1) LEDの点灯方法を参考にした。

(3.3V-1.93V)/330Ω = 0.0042 A

1.93V(順電圧)は、20mA流した時の値なので、実際にはこの計算式は正確でない気がするが、とりあえず必要な抵抗はざっくり330Ω。7セグすべて光らせるときは電流オーバーになっていないか注意。

秋葉原のマルツで不足パーツを買ってきた。

  • 330Ω 金属被膜抵抗 2W
  • 10kΩ 酸化金属皮膜抵抗 2W

安価でスタンダードなカーボン抵抗は1/2W以下しかなかった。それでも行けそうだが、きちんと計算していなかったので安全側を購入。ばかでかい抵抗。

また結局複数桁表示をやめて、1桁7セグも新たに買った。秋月電子のサイトと異なり、データシートは自分で探す必要がある。検索するとこれ


このシートにはどのピン番号とどのセグメントが対応するかが書いてある。しかし、実物にはピン番号が印刷されていない。裏面から推測すると、3と6と8はわかるが、あとは勘か。業界の常識があるのだろうか?

ラズパイ3A+のピン配列は、公式サイトより

このようになっている。この中から、特殊な機能が割り当てられていなさそうなピンを使ってみる。実物を見ても、それが1番ピンかわからないが、裏の半田付けが□になっているのが1番だろう。Flitzingで作ったブレッドボード配線図がこんなかんじ。

次回、いざ配線。



2022/01/12

Raspberry Piの購入までから立ち上げまで

前から気になっていたRaspberry Pi(ラズパイ)を購入することにした。

まず、どのモデルを購入するかを検討した。
私が購入した時点で、以下の選択肢があった。
  • Raspberry Pi 3 Model A+
  • Raspberry Pi 3 Model A
  • Raspberry Pi 3 Model B+
  • Raspberry Pi 3 Model B
  • Raspberry Pi 4 model B
  • Raspberry Pi Zero
  • Raspberry Pi Zero W
  • Raspberry Pi Zero WH
最も性能が高いものだとRaspberry Pi 3 Model B+ということになるが、
  • 価格
  • 性能
  • 消費電力
  • インタフェース
といったポイントのバランスを考え、Raspberry Pi 3 Model A+を選択。
どれを選択するかに影響するので、それで何をしたいかを漠然とでもいいので考えておく必要がある。自分の場合は、
  • Linuxの勉強
  • 住環境の改善につなげるための、
    • 温湿度ロガーの作成
    • 分電盤電流センサの作成
あたりが目的であった。

買って早速以下のように接続。ACアダプタは、購入したラズパイの消費電力と電圧に見合うものを買う必要がある。ここが意外と選択肢が狭い。


  1. ラズパイの電源を立ち上げる(=ACアダプタをコンセントにさす)前に、ラズパイのOSイメージの準備。ラズパイの本家サイトhttps://www.raspberrypi.org/software/よりラズベリーパイOSマネージャのダウンロード。
  2. 次に、ラズパイのOSイメージを書き込むmicroSDカードをFAT32でフォーマット。
  3. OSマネージャを実行
  4. OS選択、書き込み先(microSDカード)を選択して実行
  5. ラズパイの電源投入。
  6. ちなみに何回立ち上げても、初回立ち上げ画面が出る。なぜだろう?→2回目からでなくなった
  7. あとはウィザードに従うのみ。これでLinux(Raspbian)がインストールできた。お手軽にLinuxの環境が出来上がって感動。
  8. OSは日本語の表示にできるが、日本語入力はできなかった。
  9. Raspberry Pi3の日本語入力を有効にするを参考にIMEをインストールする。しかし、日本語入力は思ったように動いてくれない。ここは後で研究せねば。。
ちなみに、ラズパイの立ち上げはコンセントを指すだけだが、シャットダウンはコンセントをいきなり外すと、クラッシュする恐れがある。ラズパイがSDカードに書き込んでいる最中にぶち抜きをやると起こりやすいらしい。OSのメニューからシャットダウンを選んで、OSが落ちたのを確認してからコンセントを抜く。(LED等で知らせてくれるわけではないので、OSが落ちたことの確認が厳密にはできないのだが。)

裸のラズパイをずっと放置しておくのは精神衛生上悪いので、何かしらケースが欲しいところ。






ラズパイとラズピコで分電盤センサを作成(14)

回路の実装図作成に取り掛かろうと思ったが、ここで一つ寄り道。 ADCへの入力前に交流電圧に対して直流バイアスをかける手段として、オペアンプを使う方法が出てきた。 アナデジ太郎の回路設計 というか、バイアスをかけたい場合、この方法の方がメジャー・・? と思ったのだが、オペアンプは以...